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天地明察    冲方 丁 著  

~地の定石、天の理と一期一会~

【天地明察】 冲方 丁 著

江戸前期、徳川四代将軍家綱の治世
当時採用されていた暦・宣明歴
中国から伝わり古くから使われていたこの暦の正確さはすでに失われていた
改暦という大仕事を任された若き碁打ち、渋川春海は、自身のふがいなさに打ちのめされながらも長い人生の間で出会う愛すべき友の力を借りて新しい暦の制作に打ち込む
彼の二十有余年にも及ぶ「天」「地」への想い
壮絶なそして、すばらしい人生の物語


第七回本屋大賞受賞作品

江戸時代前期に生きた天文暦学者、囲碁棋士、神道家という肩書を持った渋川春海の物語
歴史小説であります
正確さを欠いた旧暦・宣明歴の改暦事業を任されるが、幾つもの壁にぶつかり、跳ね返される春海
そんな彼とそれを支える同じ志を持った友たちが苦悩しながらも新しい日本独自の暦を作る

この物語のおもしろいところは歴史に裏付けされたリアルな改暦事業の経緯、経過もさることながらそれに携わることになる人々の係わり合いです
恩師しかり、友しかり、部下しかり、妻しかり
暦というたった一つの事柄に多くの人々の夢が託された
それを春海は背負って、人生のすべてを賭ける

すべてが未知の世界
未知が多ければ多いほど人は希望や憧れを抱くのかも
世の中が完成され閉塞感を感じるのならば視線を変え新たな未来を模索することが人の進歩への近道なんだなんてことを感じさせてくれた清々しいお話でした

23年にも渡る彼らの一期一会の物語

ご堪能くださいませ

映画「天地明察」予告 岡田准一、宮崎あおい You Tude より
 

  

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category: 冲方 丁

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