小説書評・・けいたの小説日記 読書感想文・・おすすめ小説~おもしろ小説・・

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ペテロの葬列    宮部 みゆき 著  

~「悪」は伝染する。~

【ペテロの葬列】 宮部 みゆき 著

巨大財閥である今多コンツェルンの広報室に勤める杉村三郎
ある日、彼はバスジャックに遭遇するが事件はあっけないほどに短時間で終結
しかし、その後に人質となった被害者に送られてきた【慰謝料】から事件の真の謎が浮かび上がる
バスジャック犯の心の内にあった想いとは・・・・・・
現代の人間の心の中に潜む【悪】
伝染する【悪】とは何なのか!
驚愕のラストへ【悪】は伝染する


ドラマも始まりました
杉村三郎シリーズ第三弾であります
このシリーズ、初読みであります

楽しめました~

非常にボリュームのある物語!!が!!!それを感じさせない作品であります
前半はどよーんとした停滞感の中で始まる事件なんだけど、一つの真相が暴かれ始めると一気にスピードを増して疾走していきます

主人公である杉村三郎がバスジャックに巻き込まれるというところからお話はスタート
事件は無事に解決するのですがその後に送られてくる犯人から人質たちへの『慰謝料』が波紋を呼ぶ
『慰謝料』の存在によって事件の真相がまったく予期していなかった方向にあることを示し始める
犯人はある人物たちに犯罪者であることを自覚し、謝罪し、それ相当の立場に立たせたかったのです
また、慰謝料を送り付けられた側のバスジャックの人質たちにも心境の変化が・・・・・・・
自分自身の苦悩する立場に予期せぬお金が舞い込む
お金は人を変えるのか・・・・・
しかも物語はバスジャック事件だけの話では留まらない
人質となった人々の裏の顔であったり、主人公である杉村三郎をはじめとする今多コンツェルンの関係者などなどの人間模様が赤裸々に語られていく

「悪」は伝染するってのは

要はマルチ商法を題材とした事件なんですけど
このような話は身近でもありましたねー
学生時代にも (^_^;)
怖い怖い

そして、そして、バスジャック犯の正体と動機が明らかになり・・・・・・
事件の真相が暴かれ一件落着と思いきや・・・・・・
えーーーーーー
そんな殺生な・・・・・・

正義の中に見え隠れする悪・・・・・・
悪とはどこに住みつき、そして何事であるのか・・・・・・

第一弾、二弾を未読なので細かい人間関係が解らないことが非常に悔やまれます・・・・・・
いやーー読んでおけばよかった・・・よ
でも・・それを抜きにしても
とってもおもしろかったでーす!(^^)!



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category: 宮部 みゆき

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刑事の子    宮部 みゆき 著  

~バラバラ死体と子どもの未来~

【刑事の子】 宮部 みゆき 著

十三歳の八木沢順は、刑事の父・道雄と東京の下町に引っ越した。慎吾という友人もでき新しい生活に慣れたころ、町内で奇妙な噂が流れる。“ある家で人殺しがあった”と。そんな矢先、荒川でバラバラ死体の一部が実際に発見されてしまう。更に、順のもとに事件の犯人を知らせる手紙が!? 刑事の子・順は捜査に乗り出す! 宮部みゆきの初期傑作が装いも新たに登場。 『東京下町殺人暮色』改題
                                          (ブックデータベースより)



宮部みゆき氏の初期作品
『東京殺人暮色』『東京下町殺人暮色』そして『刑事の子』と改題されてきた作品です

特質すべき作品ではありませんが一番の読みどころは戦争を経験した二人の登場人物の語り口
主役である八木沢順君の家で家政婦として働くハナさん
事件と大きな係わりを持つことになる画家の篠田東吾
特に花さんの『世渡りのための武器』というお話にはとても魅かれました

中高生が読むのに最適なミステリーです



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category: 宮部 みゆき

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長い長い殺人    宮部 みゆき 著  

~それを知っている・・私は財布だから
  あなたは、合皮でできた財布
   自分は本革だと思っている財布・・・~


保険金を狙った殺人事件が発生!!
限りなく黒に近い灰色・・・の二人
しかし、物的証拠が見つからない
真実を知っているのは財布たち
10個の財布が語りかける事件の真相とは!!


宮部みゆき作品 このブログでのご紹介は初めて
以前に宮部作品はちょっとだけ読んだことが

『火車』『レベル7』『スナーク狩り』

この三作品で一番好きなのは『スナーク狩り』
スピード感があって高速道路上の時差で語られる事件の・・おもしろかった
ファンタジーや時代小説など多彩な作風で大人気、大御所の作家さんですがミステリー以外は読んだことはない
今回もミステリー

殺人事件が発生
保険金を狙った犯罪だとされますが見え見えの犯行の割には物的証拠が挙がらない
事件の本当の理由は・・・・犯人は・・・・方向が180度変わっていく
このようなお話を事件に関係する人たちの財布が語っていくというおもしろい設定

刑事の財布
強請屋の財布
少年の財布
探偵の財布
目撃者の財布
死者の財布
旧友の財布
証人の財布
部下の財布
犯人の財布
再び、刑事の財布


キーワードは
【人心をつかんで、それを手のなかで転がす術に長けている】
【ヒットラー】


財布を擬人化させて事件の真相が暴かれていくという奇想天外な設定でそこが特徴であり、楽しみどころ
トリック、ミステリーとしてはあんまり・・・
『えっ!』とか『ドキドキ』とか『ハラハラ』とかいった感覚は少なかったような
上記三作品よりイマイチ・・・かな!?



以下けいた的評価です
物語の設定!★★★★★
トリック!★★☆☆☆
ハラハラドキドキ!★★☆☆☆
読んでよかった!★★★☆☆

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