小説書評・・けいたの小説日記 読書感想文・・おすすめ小説~おもしろ小説・・

感動!面白い!おすすめ!小説のご紹介。。カフェと読書とコーヒーと。。 middle ageの遅れてきた読書感想文                         <<大好きな小説の書評とけいたのたわごとブログです>>

スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

森は知っている    吉田 修一 著  

~「ここよりももっと良い場所、あるよな?」
「あるよ、いっぱい。私たちが知らないだけで」~


【森は知っている】 吉田 修一 著

17歳には、まだ何も分からない。

過酷な運命に翻弄されながらも、真っさらな白い地図を胸に抱き、大空へと飛翔した少年の冒険が、いま始まる―。

自分以外の人間は誰も信じるな――
子供の頃からそう言われ続けて育てられた。
しかし、その言葉には、まだ逃げ道がある。
たった一人、自分だけは信じていいのだ。

南の島の集落で、知子ばあさんと暮らす高校生の鷹野一彦。
東京からの転校生・詩織の噂話に興じるような、一見のどかな田舎の高校生活だが、その裏では、ある組織の諜報活動訓練を受けている。
ある日、同じ訓練生で親友の柳勇次が、一通の手紙を残して姿を消した。逃亡、裏切り、それとも? その行方を案じながらも、鷹野は訓練の最終テストとして初任務につくが――。
ささやかでも確かな゛希望゛を明日へと繋ぐ傑作長編!
                        【内容紹介より】


おもしろかったでーす!!!

産業スパイのお話です

不幸な生い立ち故に戸籍を捨て情報機関に育てられた若者たちの物語

18歳を期に選択を迫られる

今までに得たスキルを活かし本物の情報部員になるのか

すべてを捨て戸籍さえもない『無』になるのか

青春劇から始まり生きるか死ぬかの闇の最前線へ

別れ、裏切り、そして、胸に仕込まれる時限爆弾

彼らの選択に胸躍ります

ドライな世界に身を置く彼らとそれを見守る心あたたかな人間たち

そこにある切ない愛が心揺さぶります

本書を読み終えてやっと気づいたこと

この作品は『太陽は沈まない』の序章ともいえる作品だったのです

吉田修一氏の作品で産業スパイのお話あったよねーとは思ってたんだけど、その作品の彼の若かりし頃のお話なんだとは読み終えるまで気づかなかった・・・・・・・

第三弾で完結ということで

もっと、もっと、長く読んでみたい作品だと感じたんだけど

最終章!!

楽しみです(#^^#)



ランキング参加中です!
『ポチッ』と応援お願いします!!
にほんブログ村 小説ブログ 小説読書感想へ   人気ブログランキングへ
スポンサーサイト

category: 吉田 修一

thread: 読んだ本の紹介 - janre: 本・雑誌

tb: 0   cm: 0

怒り (上)(下)    吉田 修一 著  

~君が信じる人は・・・~

【怒り(上)(下)】 吉田 修一 著

惨殺現場に残された
「怒り」の血文字。
整形をして逃亡を続ける
犯人・山神一也は

どこにいるのか?

殺人事件から一年後の夏。
房総の漁港で暮らす洋平・愛子親子の前に田代が現れ、
大手企業に勤めるゲイの優馬は新宿のサウナで直人と出会い、
母と沖縄の離島へ引っ越した女子高生・泉は田中と知り合う。
それぞれに前歴不詳の3人の男・・・・・・。

衝撃のラストまで
ページをめくる手が

止まらない。

愛子は田代から秘密を打ち明けられ、
疑いを持った優馬の前から直人が消え、
泉は田中が暮らす無人島である発見をする―。

『悪人』から7年、吉田修一の新たなる代表作!
                             【内容紹介より】



ページをめくる手が止まらない・・・・・・その通りの作品!!!!

人を心から信じることができない・・・・・家族、友達、恋人、自分自身・・・・・・
今度こそ心の奥から信じてみたいと願う相手は前歴不詳の人物、見え隠れする不穏な空気・・・・・・

物語は1年前にあった殺人事件の犯人を追う刑事と前歴不詳の若者と係わる3組の物語が併走していきます
もちろん3組のお話は関連性はまったくなく、ここに登場する前歴不詳の人物もまったくの別人である訳で
ただし、共通するのは、前歴不詳の若者が殺人事件の犯人、もしくはこれとよく似た人物ということ
これにより、彼らの人間関係は大いに揺れ動いていくことになるのです・・・・・・・

殺人事件の犯人は整形手術を施し、一般社会に溶け込んでいく
3組の物語に登場する不詳の人物は何者なのか・・・・・・
そして、殺人犯は・・・・・どこに・・・・・

殺人犯の心情はよく解らないだよねー
なぜ『怒り』を抱えながら逃走するのか
それより、この事件に翻ろうされてしまうことになる殺人犯によく似た前歴不詳の人物とそれに係わることになる訳ありの登場人物たちが気になります
むしろお話の本筋もそちらにあるのかな
最終的に登場人物たちは現状から一歩、足を踏み出していく訳なんだけど・・・・この物語のテーマであるであろう「信じる」という心を彼らは取り戻せたのか
確かに目に見えないものを信じるということはとても難しいし、外野からの評価や噂に惑わされてしまうのも事実で・・・

悲しい現実にも直面する彼らだけど、明るい未来が待っていることを願います

こちらの作品も本屋大賞にノミネートされてますね~

『悪人』でハマった方

確実にこの作品でも

ハマれますよ(^_^)/

 

ランキング参加中です
『ポチッ』と応援お願いしまーす!!
にほんブログ村 小説ブログ 小説読書感想へ   人気ブログランキングへ

category: 吉田 修一

thread: 読んだ本の紹介 - janre: 本・雑誌

tb: 0   cm: 0

パレード    吉田 修一 著  

~ある部屋に5人の男女が住んでいる~

【パレード】 吉田 修一 著

千歳烏山駅近郊のとあるマンションの一室をシェアしている若者たちがいる

杉本良介・21歳・H大学経済学部3年生
現在、下北沢のメキシコ料理店でバイト中
垣内琴美・23歳・無職
現在、若手人気俳優と熱愛中
相馬未来・24歳・イラストレーター兼雑貨屋店長
現在、人生を見つめて深酒中
小窪サトル・18歳・自称「夜のお仕事」に勤務
現在、無駄な若さを切り売り中
伊原直輝・28歳・インディペンデントの映画配給会社勤務
現在、第54回カンヌ映画祭パルムドールの行方を予想中

深くも浅くもない
気持ちが良ければそれでいい
そんな彼らが織り成す
現在進行形、ただ日常の物語・・・・・


第15回山本周五郎賞作品

ひょんなことから都心にある2LDKのマンションに共同生活をすることとなった5人の若者たちの物語
一人一人の目線から語られる真実は、心をさらけ出し、家族のような共同生活をしているかに見える現在の事実を根本から否定していく
生きるために吸う空気を保つため、真実を語らず、上辺だけの生活を維持する、それが心地の良い距離感と、支障のない空間を産む
確かにこの部屋に流れる空気感は温かく、柔らかく、とても居心地の良いものだ
そんな、現代にある若者文化を描き出したほんわかした物語なんだね・・・・って

えっ・・・・・

なに?なに????

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

実はこの物語、一筋縄では、いきません

当人はもちろんのこと、ルームメイト全員の人間性に・・・

結末は、読んでみてのお楽しみです

2010年2月公開『パレード』予告編  You Tube より
  

ランキング参加中です
『ポチッ』とうれしいです
にほんブログ村 小説ブログ 小説読書感想へ 人気ブログランキングへ

category: 吉田 修一

thread: 読んだ本の紹介 - janre: 本・雑誌

tb: 0   cm: 2

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。