小説書評・・けいたの小説日記 読書感想文・・おすすめ小説~おもしろ小説・・

感動!面白い!おすすめ!小説のご紹介。。カフェと読書とコーヒーと。。 middle ageの遅れてきた読書感想文                         <<大好きな小説の書評とけいたのたわごとブログです>>

スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

黄金を抱いて翔べ    高村 薫 著  

【黄金を抱いて翔べ】 高村 薫 著

銀行本店の地下深く眠る6トンの金塊を奪取せよ!大阪の街でしたたかに生きる6人の男たちが企んだ、大胆不敵な金塊強奪計画。ハイテクを駆使した鉄壁の防御システムは、果して突破可能か?変電所が炎に包まれ、制御室は爆破され、世紀の奪取作戦の火蓋が切って落とされた。圧倒的な迫力と正確無比なディテイルで絶賛を浴びた著者のデビュー作。日本推理サスペンス大賞受賞。
                                         【内容紹介より】


デビュー作から高村薫の彩りです

昭和の世相を背景に屈折した人間関係と彼らが求める生

何のために、何を求めて生きるのか

お話の中心は金塊強奪そのものではなく、彼らの生き様です

高度経済成長期から始まる格差社会や多様化する思想の中で生まれた人間たちの葛藤が描かれた濃厚な語り

読了には時間がかかりました・・・・・・・

眠気眼の通勤時に読む本ではないですねー

じっくり腰を据えて読みたい物語であります

 

ランキング参加中です
『ポチッ』と応援お願いします!!
にほんブログ村 小説ブログ 小説読書感想へ   人気ブログランキングへ
スポンサーサイト

category: 髙村 薫

thread: 読んだ本の紹介 - janre: 本・雑誌

tb: 0   cm: 1

マークスの山    髙村 薫 著  

~南アルプスにある悲劇
   彼らの胸中にある悲劇~


【マークスの山】 髙村 薫 著

昭和五十一年秋
南アルプスの山中で暮らす男がいた
伴侶に逃げられ、酒に溺れた男は、精神までもが病んでいた
ある夜、男の前に現れた野獣
男は、この野獣をスコップで殴り殺す
しかし・・・・・・
翌朝、そこには、人間の死体が転がっていた・・・・・・

同じ時間、同じ場所でもう一つの事故が起きる
一家心中と思われたこの事故で生き残った男の子が一人
その後、男の子は、一酸化炭素中毒による副作用で障害を負った・・・・・・

平成四年春
東京では、不可解な連続殺人事件が起きていた
被害者を繋げた共通項は、ある大学の山岳会
16年前に起きた南アルプスの事件
事故と殺人者と被害者たち
そこに見えた事件の真相とは!
警視庁捜査第一課七係の合田は狂気殺人の犯人を追う!!
渾身のミステリー大作!!!



やっと読み終わった~
ちょいと挫折しそうになりました
第109回直木賞受賞作【マークスの山】

非常に悲しい物語であります
東京で起きる連続殺人事件
被害者たちは、ある大学の山岳会で繋がったエリートたち
この連続殺人事件の発端は、過去に南アルプスであった不可解な事件で、すでに解決したとされるもの
この16年前の事件と犯人と被害者を繋ぐものは、なんであるのか!!という物語

犯人の『マークス』と名乗る男
実は、この男・・・・精神障害者であります
幼い頃に両親を一家心中で亡くし、その時に負った一酸化中毒症の影響で重度の健忘症を患っています
脳内で『明るい山』と『暗い山』が交互に現れ、精神を蝕まれた男
自身が何者かも解らず、犯罪を重ねていく
何が彼を殺人に導いていくのか・・・・・・

しかし、この物語
文章が
長ーい

主人公である警視庁捜査一課の合田の心情
行ったり来たりする心の迷いと憤りが切々と語られていく・・・・・・
これがこの作品の一つの醍醐味なのでしょう
ですが、捜査側のお話はちょっとうんざり・・・くどくて・・・暑くるしい・・・

それに比べて殺人犯・水沢裕之と看護師・高木真知子のお話は、とても興味深く、悲しい・・・・・
もう少し、水沢裕之の心の闇を覗きたかったかな

もちろん16年前の事故、事件と現在起きる殺人事件、山岳会の係わり合いを結びつけるストーリーの緊迫感は、ハンパなく読者を引き付けるわけで、途中で投げ出すわけには、行かなかったのですが・・・・・
暇つぶしにかるーく読める作品ではないと思います
じっくり、じっくり読みたい作品です

映画「マークスの山」予告編


  

ランキング参加中です!!
『ポチッ』とお願いします!!
にほんブログ村 小説ブログ 小説読書感想へ 人気ブログランキングへ

category: 髙村 薫

thread: 読んだ本の紹介 - janre: 本・雑誌

tb: 0   cm: 4

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。