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鏡の花    道尾 秀介 著  

~似ているけど、全く違う世界~

【鏡の花】 道尾 秀介 著

運命とは、定められた一つだけのストーリーなのか・・・・・
もしも、ほんの小さなきっかけで全く違う世界が生まれるとしたら
出会うことのない六つのストーリーが織り成す、美しくも悲しい群青劇


連作短編群青劇であります
登場人物は、すべてのお話でリンクしていますが全く違う人生、世界が描かれた六つのお話となっています

もし・・・・・なら
もしも・・・・・していたなら
「たら、れば」の世界

六つの章で共通事項
登場人物は、大事な人を失うということ
失ってから初めて気づく想い
そこには、生きている人々の葛藤がある訳で
エゴであったり、思いやりであったり、愛であったり
だからといって共にいれば幸せな人生を送ることが出来るというほど簡単なものでもなく・・・・・

この作品を読んでいると
「あたりまえなことなど人生には一つもないのかもしれない」
って感じます

六つのお話は、まとまることもなく
繋がりそうで
全く繋がらない
とっても不思議な感覚の短編集

道尾秀介氏の美しい世界をご堪能ください

『光媒の花』を読んでみたくなりました!!



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category: 道尾 秀介

thread: 読んだ本の紹介 - janre: 本・雑誌

tb: 1   cm: 4

コメント

はじめまして。

こうです。

「もし…なら」「もし…いていたなら」というのは、過去にしていなかったことをしていたらという話ですね。私にも「もし…なら」ということはあります。しかし考えていても過去には戻れないので、これからのことを考えていかないとと思います。

また訪問します。

URL | こう #-
2013/12/26 16:03 | edit

Re:こう さん

ご訪問ありがとうございまーす!(^^)!
この物語は、家族、夫婦、兄弟の関係を一つの物語として成立させるのではなく、もし、兄弟が亡くなっていたら、夫が亡くなっていたら、妻が亡くなっていたら・・・・・・と行く通りもの人生物語を覗かせてくれます
とても不思議な感覚でよかったですよ!!

URL | keita #-
2013/12/27 23:06 | edit

パラレルワールド設定に早めに気付けたのでよかったです。
読む人によっては著者の意図がわからず、混乱に陥ったまま小説の終盤を迎えてしまいそうです。
評価が低くなりそうで、ちょっと心配です。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。

URL | 藍色 #-
2015/12/18 13:26 | edit

Re: 藍色 さん

藍色さん、毎度でーす
この作品はとても興味深い作品でしたねー
今ある世界の中で何か一つが欠落している世界があるとしたなら・・・・
もし・・・なんてことは絶対にありえないのだけれどそれを可能にした世界があるのならば・・・・・
とても不思議な感覚を得た作品でした

URL | momo-keita #-
2015/12/22 23:23 | edit

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「鏡の花」道尾秀介

製鏡所の娘が願う亡き人との再会。少年が抱える切ない空想。姉弟の哀しみを知る月の兎。曼珠沙華が語る夫の過去。少女が見る奇妙なサソリの夢。老夫婦に届いた絵葉書の謎。ほんの小さな行為で、世界は変わってしまった。それでも―。六つの世界が呼応し合い、眩しく美しい光を放つ。まだ誰も見たことのない群像劇。 ・第一章 やさしい風の道 ・第二章 きえない花の声 ・第三章 たゆたう海の月 ・第四章 つめ...

粋な提案 | 2015/12/18 13:14

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